投稿者「kdelab」のアーカイブ

2020年がはじまりました

ルリビタキ! 豊橋では、豊橋公園にいるらしいですが、まだ観察できていません。一方、実家のある横浜では、今シーズンも無事、観察できました。冬の楽しみです。

ルリビタキTarsiger cyanurus ) @横浜瀬谷市民の森、漂鳥
ルリビタキTarsiger cyanurus ) @横浜瀬谷市民の森
ルリビタキTarsiger cyanurus ) @横浜瀬谷市民の森
ルリビタキTarsiger cyanurus ) @横浜瀬谷市民の森
ルリビタキTarsiger cyanurus ) @横浜瀬谷市民の森
アオジEmberiza spodocephala personata )@横浜瀬谷市民の森、冬鳥
シロハラ Turdus pallidus) @横浜瀬谷市民の森、冬鳥
ヤマガラSittiparus varius) @横浜瀬谷市民の森、留鳥
エナガAegithalos caudatus ) @横浜瀬谷市民の森、留鳥
シジュウカラParus minor) @横浜瀬谷市民の森、留鳥、木の実を探していました
横浜瀬谷市民の森の落ち葉。コナラ、クヌギ、センノキ、ミズキなど多様な植物の落ち葉が観察できます。やがて、森の栄養になります。
フキPetasites japonicus )@横浜瀬谷市民の森、日本原産。
ビワEriobotrya japonica )の花 @横浜瀬谷市民の森

【注】以下のビデオは手持ちなので、手振れが起きます。

ルリビタキ@横浜瀬谷市民の森にて
エナガ5兄弟@横浜瀬谷市民の森
アオジ@横浜瀬谷市民の森

クリスマス・お正月に似合いそうな冬の木の実など

クリスマス・お正月に似合いそうな冬の山野で観察した色づいた実、花、鳥、景色などを撮影しました。いずれも渥美半島に位置する豊橋市と田原市の山野で撮影したものです。

センリョウ(Sarcandra glabra )の実@葦毛湿原
マンリョウ( Ardisia crenata )の実@葦毛湿原
ヒイラギ( Osmanthus heterophyllus )の白い花@葦毛湿原
ツルソバ( Persicaria chinensis )の花@滝頭公園
ムラサキシキブ( Callicarpa japonica )の大きな実@滝頭山
まだ落葉していないカエデの枝にとまるメジロ( Zosterops japonicus )@滝頭公園
キセキレイ( Motacilla cinerea )@滝頭公園 。道案内をしてくれました。
滝頭公園 の冬景色
葦毛湿原の冬景色
落ち葉(コナラ)@葦毛湿原に隣接する森の地面の風景です。

おしどりの里にて

豊橋にて三河湾に流れ込む一級水流河川(水質が清浄な川)の豊川の上流にある、通称「おしどりの里」に行ってきました。毎年、晩秋から早春にかけて、運がよければ「おしどり」に出会える場所です。豊橋からは車で1時間ちょっとでした。天候に恵まれたこともあり、オシドリをはじめ、マガモ、コガモなど、沢山の鳥たちに出会えました。

おしどりの里(この付近は寒狭川とも呼ばれます)
おしどり( Aix galericulata )。2羽のオスと1羽のメス
おしどり夫婦?
コガモ( Anas crecca
おしどりの里、駐車場付近の景色。気温は10度ほど。
おしどりの里にて。
カモ類共通ですが、頭から水面につっこんでいく様がとてもほっこりします。

小春日和に誘われて

もみじの紅葉@愛知県民の森。朝晩の気温が下がり、紅葉が加速してきました。
もみじの紅葉@愛知県民の森
不動滝周辺@愛知県民の森 。エメラルド色の渓流が綺麗です。
朝霧湖@愛知県新城市
トビ( Milvus migrans )@朝霧湖
ホソバリンドウ( Gentiana scabra var. buergeri f. stenophylla )@葦毛湿原。 葦毛湿原の1年の最後を締めくくる花としてパンフレットに紹介されています。
ホソバリンドウ( Gentiana scabra var. buergeri f. stenophylla )@葦毛湿原
ヤマラッキョウ( Allium thunbergii )@葦毛湿原。全体が放射状に綺麗に、ほぼ等分割で咲いているものにやっと出会えました。ネギ属だけあって、本当に球状の花なんですネ。
ウラギンシジミ♀( Curetis acuta )@葦毛湿原
ホタルツワブキ( Farfugium japonicum ‘Hotaruhu’ )@横浜瀬谷市民の森。普通のツワブキと違って、葉にホタルが光ったような斑点があります。
ホタルツワブキ( Farfugium japonicum ‘Hotaruhu’ )@横浜瀬谷市民の森。
サルビア・ガラニチカ( Salvia guaranitica )@横浜瀬谷市民の森
シロダモ( Neolitsea sericea )@横浜瀬谷市民の森
シロダモ( Neolitsea sericea )の花@横浜瀬谷市民の森
ムラサキシキブ( Callicarpa japonica )の実@横浜瀬谷市民の森
ヤツデ( Fatsia japonica )の花@横浜瀬谷市民の森
イヌタデ( Persicaria longiseta )@横浜瀬谷市民の森
リュウノウギク( Chrysanthemum japonicum )@横浜追分市民の森
クロコノマチョウ( Melanitis phedima )@横浜瀬谷市民の森

霜月の花鳥風月

晩秋を迎え、日々、昼の長さが短くなるのを感じます。豊橋にやってきたのが、2003年11月1日ですので、ちょうど16年経ちました。16年目ではじめて豊橋市役所近くの豊橋公園、および公園内にある吉田城跡地に行ってきました。そもそも天守閣は昔からなかったそうで、1954年に三重の鉄櫓(くろがねやぐら)が再建されたそうです。公園内に樹齢数百年を超えていそうな樹木も結構あったので、ヒストリーを感じました。

吉田城の 鉄櫓 @豊橋公園
紅葉(黄葉)してきた豊橋公園の樹木
ジョウビタキ( Phoenicurus auroreus )♂ @豊橋公園。今期野生ではじめて観察できた冬鳥です。
ジョウビタキ( Phoenicurus auroreus )♂ @豊橋公園。 飛翔の瞬間。オスは、鮮やかな橙色をしていています。
ハクセキレイ( Motacilla alba lugens )@豊橋公園
キセキレイに似ていますが黄色い部分が少ない?@葦毛湿原
モズ( Lanius bucephalus )♂ @葦毛湿原。オスのモズは目の周辺に黒い縞があります。
ホオジロ( Emberiza cioides )の囀り@葦毛湿原
カイツブリ( Tachybaptus ruficollis )@葦毛湿原幼鳥のようです。
ヤマラッキョウ( Allium thunbergii )@葦毛湿原。
ヤマラッキョウ( Allium thunbergii )@葦毛湿原。早朝のヤマラッキョウは朝露で濡れています。
ヨメナ( Aster yomena )@葦毛湿原
スイラン( Hololeion krameri )とシラタマホシクサ( Eriocaulon nudicuspe )@葦毛湿原。時期的にほぼ終わりですが、まだ咲いていました。
ヒメアカネ ( Sympetrum parvulum )@葦毛湿原。 ハッチョウトンボよりは大きいですが、それでも3cmくらいに見えました。

豊橋のんほいパークにて

ほぼ1年ぶりに「豊橋のんほいパーク」にやってきました。お目当ては、昨年も撮影した渡り蝶アサギマダラです。今年も、いい感じにフジバカマが咲いていて、何頭かのアサギマダラを見ることが出来ました。また、動物園側の一角にある野鳥園に、はじめて寄ってきました。驚いたことに夏鳥、冬鳥、留鳥がいずれも同時に観察できました。

バラ@ 豊橋のんほいパーク
フジバカマ( Eupatorium japonicum )@ 豊橋のんほいパーク
アサギマダラ( Parantica sita )@豊橋のんほいパーク
アサギマダラが2頭見えます。
ヤクシマルリシジミ( Celastrina puspa )@ 豊橋のんほいパーク
ヤクシマルリシジミ( Celastrina puspa )@ 豊橋のんほいパーク
ヤクシマルリシジミ( Celastrina puspa )@ 豊橋のんほいパーク
コマドリ( Erithacus akahige )@ 豊橋のんほいパーク野鳥園。夏鳥をここで見れるとは。絶滅危惧種です。
キビタキ( Ficedula narcissina )@ 豊橋のんほいパーク野鳥園。こちらも夏鳥。
ルリビタキ( Tarsiger cyanurus )@ 豊橋のんほいパーク野鳥園。こちらは冬鳥(実際は高地で夏を過ごし、冬に平地の森に降りてくるといわれるので漂鳥として扱われるようです)。
ジョウビタキ( Phoenicurus auroreus )@ 豊橋のんほいパーク野鳥園。冬鳥。
ウグイス( Horornis diphone )@ 豊橋のんほいパーク野鳥園。こちらは留鳥。
コゲラ( Dendrocopos kizuki )@ 豊橋のんほいパーク。こちらは野鳥園ではなく、パーク内の植物園にいたものです。 留鳥。
のんほいパークにて。♪♪ 音楽は「甘茶の音楽工房」のフリー素材を利用しています。

東大生産技術研究所での学会参加

10月18日~19日、駒場東大駅から徒歩10分ほどの場所にある生産技術研究所で開催された、電子情報通信学会 PRMU(パターン認識とメディア理解)研究会に、学生と行ってきました。学生の発表は午後4時ごろからでしたが、学会フェローである九州大学の内田教授の記念講演があり、朝から早めに参加しました。噂どおり、非常に面白い話で、Take-homeメッセージの1つに、これだけ表現学習(いろいろな特徴量を、システムが自動的に学習する手法)が流行っている状況であっても、対象(扱っているデータ)の性質のみきわめが大事である、という言葉に、とても共感するものがありました。データ工学研究室の運営者としても、やはり自分が研究対象で扱うデータを、多角度からじっくり観察し、(できるなら五感で)その性質を感じて、それを研究(提案)に活かすことこそが大事である、という自分自身の大学院の専門授業(データサイエンス系の授業)の最初の回に論じていることを再認識させられました。

駒場コンベンションホール。ここでPRMUの口頭発表が行われました。
フェロー記念講演。刺激的なプレゼンでした。
物体検出が含まれる発表は多いですね。
当研究室の学生の発表
東大 生産技術研究所(東京都目黒区駒場)
ランチは、日本近代文学館内のBUNDANで食べました。本棚と書物に取り囲まれた不思議な空間でした。
構内のキンモクセイ( Osmanthus fragrans var. aurantiacus )の香りがすごかったです。

神無月の花鳥風月

10月というと、秋本番というのが昔の印象でしたが、上旬は、30度を越える日々もあり、まだ残暑という感じです。ただ、ツバメをはじめとする夏鳥は姿を消し、冬鳥が来る前、この時期らしく、真夏は静かだった留鳥たちが、元気に囀りはじめました。

夕焼け空@葦毛湿原。秋の日はつるべ落とし。
ミゾソバ( Polygonum thunbergii )@葦毛湿原
ムカゴニンジン( Sium sisarum auct. non L. )@葦毛湿原、キアゲハの幼虫、さなぎ、成虫も見かけました。この植物が好きなようです。
サワシロギク( Aster rugulosus )@葦毛湿原 。7月ごろまでには、数的に少なかったのですが、9月ごろから徐々に群生化してきたのがわかります。絶滅危惧種です。
シラタマホシクサ( Eriocaulon nudicuspe )@葦毛湿原。9月の写真でもとりあげました。
シラタマホシクサ:クローズアップ
ワレモコウ( Sanguisorba officinalis )@葦毛湿原

サワギキョウ( Lobelia sessilifolia )@葦毛湿原。絶滅危惧種です。
マアザミ( Cirsium sieboldii )@葦毛湿原
サワシロギク( Aster rugulosus )@葦毛湿原。サワシロギクは枯れる直前にピンク色に変わります。これはこれで美しいと感じます。
スイラン( Hololeion krameri )@葦毛湿原。国内では各地で絶滅危惧種です。
キマダラセセリ( Potanthus flavus )@葦毛湿原。10月に見られるとは、予想外です。
チャバネセセリ( Pelopidas mathias )@葦毛湿原
ヒカゲチョウ( Lethe sicelis )@葦毛湿原
アカボシゴマダラ( Hestina assimilis )@横浜瀬谷市民の森。こちらも10月に成虫が見られるとは思いませんでした。
ウラナミシジミ( Lampides boeticus )@横浜追分市民の森。秋を感じます。
コゲラ( Dendrocopos kizuki )@横浜追分市民の森。夏の間、見つかりませんでしたが、元気な姿を見せてくれました。
コゲラ( Dendrocopos kizuki )@横浜追分市民の森
メスの百舌( Lanius bucephalus )@葦毛湿原。モズもちょっと涼しくなって戻ってきました!
カワセミ( Alcedo atthis )@葦毛湿原。留鳥のカワセミも10月になって戻ってきました。ヨシの向こうで、ちょっと見にくいですが、池ジャンプをしてくれました。
ホシホウジャク(星蜂雀)( Macroglossum pyrrhosticta )@葦毛湿原。Hammingbird hawk moth。ホバリング中。

研究室BBQ@愛知牧場

毎年恒例、研究室のBBQで愛知牧場に行ってきました。BBQのあと、牧場内を散歩しました。コスモス畑と、動物広場でいろいろ写真をとりました。

コスモス畑で戯れる
コスモスの花にとまるクマバチ
とりあえず、BBQで腹ごしらえ
動物広場にいた、うさぎ
動物広場のうさぎ
うさぎに野菜をあげてみました
ロバ

ICAICTA2019@Yogyakarta

インドネシア・ジョグジャカルタ市で開催されたICAICTA2019国際会議に研究室の学生2名と参加してきました。好天に恵まれました。近郊にある世界遺産である世界最大の仏教寺院ボロブドゥールの遺跡は、迫力がすごかったです。

ICAICTA2019の会場の様子
学会会場のGrand Inna Malioboroホテル
ボロブドゥールの遺跡
ボロブドゥールの遺跡 にあるレリーフ
ボロブドゥールの遺跡から見下ろした風景
コシジロヒヨドリ(インドネシアの留鳥)( Pycnonotus aurigaster
コシジロヒヨドリ ( Pycnonotus aurigaster ) @ホテルの屋根