月別アーカイブ: 2019年8月

高松でのISO会議にて

8月26日から30日までISO(国際標準化機構)SC24の総会が高松で行われました。日本で行われるのは2007年の東京会議以来12年ぶりです。ソーシャルイベントでは屋島までバスツアーを行いました。遠隔参加者を含め7カ国から、約30名が参加しました。会議では、3次元のデータ形式のX3D(ISO/IEC 19775, 19776, 19777)やCollada(ISO/PAS 17506 )をはじめ、複合・拡張現実、 Smart Cityなど様々な規格に関する現状報告・今後の予定などが述べられました。また、人工知能の人気を背景に、上記標準の言語結合(インタフェース)に、すでに標準規格化されているJavaなどの著名なプログラム言語に加え、人工知能分野で最もよく用いられるPythonを今後導入することがほぼ決っています。

サンポート高松から望む瀬戸内海(向こうに見える島は女木島)
ISO SC24会議の様子
ISO SC24 ソーシャルイベント(屋島にて)
屋島から望む四国の山々
屋島から望む会議のあったサンポート高松ビル
高松に寄航していた豪華客船ダイヤモンド・プリンセス:背景の山は屋島
高松のシンボル:赤灯台 とその近くを航行するフェリーボート
栗林公園:恋ツツジ(ハート型)
栗林公園のオニバス( Euryale ferox ):絶滅危惧種
栗林公園のコシアキトンボ( Pseudothemis zonata

横浜にて

3連休+お盆休みということで、実家のある横浜に帰りました。みなとみらいに行ったり、近くの市民の森に行ったりして、過ごしました。

パシフィコ横浜
昼間の「みなとみらい」観覧車(コスモクロック21)周辺
夜の観覧車周辺.。「街の灯りがとてもきれいねヨコハマ~ ブルーライト・ヨコハマ~」なんて知らないか。。。
ひまわり( Helianthus annuus )@横浜追分市民の森。
サルスベリ(Lagerstroemia indica) @横浜瀬谷市民の森
キクイモ( Helianthus tuberosus )@横浜瀬谷市民の森
キツネノカミソリ( Lycoris sanguinea )@横浜追分市民の森
ミズヒキ( Persicaria filiformis )@横浜瀬谷市民の森
キンミズヒキ( Agrimonia pilosa var. japonica )@横浜追分市民の森
オニドコロ( Dioscorea tokoro Makino )@横浜追分市民の森
ウラギンシジミ( Curetis acuta paracuta )@横浜追分市民の森
アカボシゴマダラ( Hestina assimilis )@横浜瀬谷市民の森。
サトキマダラヒカゲ( Neope goschkevitschii )@横浜追分市民の森。日本固有種(日本にしかいません)。樹液によく集まります。技科大のクヌギ林周辺でもよく見かけます
樹液にやってきたカブトムシ( Allomyrina dichotoma )(メス)とカナブン( Pseudotorynorrhina japonica )@横浜瀬谷市民の森
ヒグラシ( Tanna japonensis )@横浜瀬谷市民の森
リスアカネ( Sympetrum risi risi )@横浜瀬谷市民の森
ウスバカゲロウ( Distoleon tetragrammicus )@横浜瀬谷市民の森

きららの森(愛知県段戸裏谷原生林)にて

豊橋は猛暑なので、多少なりとも涼を求めて、5月以来、久しぶりに、きららの森(段戸裏谷原生林:標高900m)に行きました。早朝に出発したこともあり、豊橋から90分程度で着きました。到着時の気温は26度と、かなり涼しかったです。5月に沢山いたバードウォッチャーは、ほぼゼロで、とても静かな佇まいでした。自分は景観、植物、鳥、虫などいろいろ撮影したかったので、とにもかくにも、段戸湖をはじめ、いろいろな景観の撮影からスタートです。

きららの森。段戸湖。
きららの森の小川。あちこちに、こんな小川があります。いずれも湧水だそうです。
ミズナラ( Quercus crispula Blume ) 。国内では緯度の高いところか、自然豊かな山地にしかないそうです。
ブナ( Fagus crenata Blume ) 。 成熟したブナの樹皮のなんとも言えないテクスチャーがたまりません。
ブナ( Fagus crenata Blume ) 。 5月の新緑のブナもよかったですが、夏の青々したブナもいいですね。世界自然遺産の白神山地がそうであるように、自然保護の象徴なので、ブナの巨木を見ると、とても神聖な気持ちになります。
リョウブ( Clethra barbinervis )。光のあたり方によって、白かったり。黄色っぽく見える場合もあります。
センニンコウ( Clematis terniflora DC
きららの森の小川。
カワセミ( Alcedo atthis ) 。猛暑の豊橋と違って、こちらのカワセミは真夏でも快適に過ごしている感じがします。
ヤブサメ( Urosphena squameiceps )もしくは、センダイムシクイ( Phylloscopus coronatus )?。クマザサでちょっと見えにくいです。いずれにしても8月に出会えた夏鳥です。
モノサシトンボ( Copera annulata ) ?

万葉の森公園にて

新元号「令和」が万葉集から採用されたということで、以前から行ってみたかった、浜松にある万葉の森公園に行ってきました。名前からも日本固有の植物があると期待していましたが、期待通りで、ススキ、クズを除く秋の七草を観察することができました。かつての日本の山野の姿を愛で、公園として残してくれていることに感謝。豊橋への帰途の道中で、海岸沿いの中田島砂丘にも寄ってきました。うす曇で、砂丘では風も強かったので、気温は高かったものの結構気持ちよかったです。

万葉の森公園入口の石碑
オミナエシ( Patrinia scabiosifolia
オミナエシ( Patrinia scabiosifolia
キキョウ( Platycodon grandiflorus
ピンクのカワラナデシコ( Dianthus superbus L.
var. longicalycinus (Maxim.) Williams )
白いカワラナデシコ( Dianthus superbus L.
var. longicalycinus (Maxim.) Williams )
ハギ(ヤマハギ)( Lespedeza bicolor
フジバカマ( Eupatorium japonicum )まだつぼみでした。
ヒオウギ( Iris domestica
ヒオウギ( Iris domestica
オニユリ( Lilium lancifolium )
セリ( Oenanthe javanica )。セリは春の七草ですが、花は今頃咲きます。
ハグロトンボ( Calopteryx atrata
中田島砂丘入口の石碑
中田島砂丘の風景(その1) 砂丘のあちこちに池(湿地)があります。
中田島砂丘の風景(その2) 。こちらも別の湿地です。
中田島砂丘から太平洋を望む。砂丘の入り口から、丘を登りきるとやっと太平洋が見えてきます。珍しく波は静かでした。
ハマニガナ( Ixeris repens
カワラハンミョウ( Cicindela laetescripta )絶滅危惧種(愛知県では絶滅したと推察されています。全国的にも、ほぼ絶滅状態にある昆虫で、出会えるだけで奇跡だと感じます)
カワラハンミョウ( Cicindela laetescripta
カワラハンミョウ( Cicindela laetescripta