いよいよ平成23年度がスタートします。昨年度は、予期せぬことがいろいろありましたが、日本の大学（ほとんどの学校や官公庁、企業などもそうですが）は4月から新しい1年を迎えることになります。4月1日からの平成23年度が、最後には多くの笑顔で終われるよう、これまでの経験を活かしながらも、新しいことにも挑戦して研究成果や課外活動などを発信してゆきたいと思います。写真は、ハクモクレンの花と、技科大から2kmほどのところにある梅田川です。鯉の群れがいました。春は着実に来ていますネ。

この度、東北地方太平洋沖地震により被害を受けられました方々に、心よりお見舞い申し上げます。現在の研究室の学生、ならびに当研究室の卒業生にも被災地域の出身者がおりますが、研究室一同、心を痛めております。一刻も早い回復を望んでおります。

いまなお、刻々と変化する福島原発周辺の放射線のデータや震災で孤立・避難している人々のニュースを見聞きするたびに、知識データ工学研究室(Knowledge Data Engineering Laboratory)としては、正確な「データ」の開示、分析、予測がいかに大事であるかを痛感しており、今後とも、膨大なデータに対するマイニング、検索などの実用的な研究を益々重点的に研究していく所存です。