月別アーカイブ: 2019年7月

文月の花鳥風月

7月になり、花や虫や鳥の姿も、いよいよ夏らしさを増してきているように感じます。葉が覆い茂ってくると、樹木にとまる小鳥を見つけるのも、とても難しくなります。それでも、囀りや飛翔する姿を頼りに、時々、思いがけなく出会うと嬉しくなります。虫たちは、逆に、目の前に出てきてくれることも多くなり、短い夏を一生懸命生きている姿に、見とれることもしばしばです。

サワシロギク( Aster rugulosus )@葦毛湿原。全国的には、絶滅危惧種です。Wikipediaには、なんと葦毛湿原の画像があります。
ミカヅキグサ( Rhynchospora alba )@葦毛湿原
アキノタムラソウ(Salvia japonica)?@横浜追分市民の森
ヤブミョウガ(Pollia japonica)@横浜追分市民の森
ノリウツギ( Hydrangea paniculata )@葦毛湿原
ノカンゾウ( Hemerocallis longituba )@葦毛湿原
ノカンゾウ( Hemerocallis longituba )@葦毛湿原
サワヒヨドリ( Eupatorium lindleyanum )@葦毛湿原
オカトラノオ( Lysimachia clethroides )@葦毛湿原
サギソウ( Pecteilis radiata )@葦毛湿原、絶滅危惧種です。
サギソウ( Pecteilis radiata )@葦毛湿原
ミズギク( Inula ciliaris ) @葦毛湿原、湿原に咲く日本固有種です。
カワセミ( Alcedo atthis )@葦毛湿原 (長尾池)。カワセミは留鳥ですが、夏は見つけにくいです。
ヤマセミ( Megaceryle lugubris )@愛知県新城市朝霧湖。こちらも留鳥です。
夏鳥の代表、キビタキ( Ficedula narcissina )の囀り@葦毛湿原
長尾池周辺の枝にとまるカワセミ。なんとなく、動作に愛嬌を感じます。
ツマグロヒョウモン(メス)( Argyreus hyperbius )@葦毛湿原
ダイミョウセセリ(Daimio tethys)@横浜瀬谷市民の森
コチャバネセセリ( Thoressa varia )@葦毛湿原
カラスアゲハ( Papilio dehaanii )@葦毛湿原
ベニカミキリ( Purpuricenus temminckii ) @葦毛湿原
ビロウドカミキリ( Acalolepta fraudatrix )?@横浜追分市民の森
ノリウツギの花にやってきたアカハナカミキリ( Corymbia succedanea )@葦毛湿原
コウヤホソハナカミキリ( Strangalia koyaensis )@葦毛湿原
セマダラコガネ( Anomala orientalis )@葦毛湿原
ミルンヤンマ( Planaeschna milnei )?それともオニヤンマ( Anotogaster sieboldii )?@葦毛湿原

梅雨時の豊橋の景色

湿度の高い梅雨の季節です。たまに晴れると、山の景色がまばゆく、生物がぱ~っと出現して、短い晴れ間を有効に使っているように感じます。そんな姿を幾つか紹介したいと思います。

ガクが八重の珍しいガクアジサイ( Hydrangea macrophylla f.normalis )。素敵です。
葦毛湿原のトキソウ( Pogonia japonica )。準絶滅危惧種です。
梅雨の晴れ間の葦毛湿原。晴れると日差しが眩しいですが、時々吹く、そよ風がとても気持ちいいです。
梅雨の晴れ間の葦毛湿原の木道
葦毛湿原のオオチャバネセセリ( Polytremis pellucida )
国内最小のトンボであるハッチョウトンボ( Nannophya pygmaea )。大きさは1円玉くらしかありません。湿地で、じっとしています。湿地がなくなれば絶滅するしかないといわれています。
ハッチョウトンボ(オス)
ニホンアマガエル( Hyla japonica )
ラミーカミキリ( Paraglenea fortunei )@ 豊橋市嵩山 (すせ)自然歩道
ラミー(Ramie)(カラムシ( Boehmeria nivea var. nipononivea ))の葉上のラミーカミキリ(豊橋市嵩山町)
ツモグロヒョウモン( Argyreus hyperbius )(オス)@ 葦毛湿原