標高40メートル。これは、技科大のほぼ中央に位置する中庭付近の海抜である。南に約4キロメートルに太平洋があるが、ここは小高い丘の上なので、想定される東海地震の津波からは安全である、ということになっている。
初夏の雨上がりのこの季節に、よく観察すると大学の周辺には、いろいろな動植物が生息している。最近少なくなったといわれるツバメは、猛スピードで歩行者の顔すれすれに飛んでいく。ウグイスの声も聞こえるし、ホトトギスも鳴いている。
写真は、大学の南駐車場に咲いている「野ばら」と、雨上がりに構内あちこちにいて、おもわず、踏んづけそうになってしまうカタツムリである。こんなポピュラーなものはともかく、動植物を観察していて、常々思うことは、「これ何だろう?」というときに、写真から一発で検索できないかなあ、ということだ。情報検索研究室としては、近い将来、そんなプログラムをぜひ作りたいと思っている。