春の女神との出会い

豊橋からは比較的近場でありながら、まだ行ったことがなかった浜北・引佐の枯山(標高548m)にはじめて行ってきました。枯山は、春の女神ギフチョウで有名な場所です。ギフチョウは本州でのみ観察される日本固有種(絶滅危惧・危急種 VU (Vulnerable))で、観測される地域の自治体で厳重に保護されている生物の1つです。春の短い間だけ観察されるので、スプリング・エフェメラルと呼ばれる動植物の一種です。かつては、豊橋市内(例 葦毛湿原)を含め本州各地に生息していたそうですが、乱獲、スギやヒノキの植林、土地開発など様々な理由で、高度経済成長時代以降、ほとんどの生息地で絶滅していったそうです。枯山にギフチョウが残っているのは、皮肉なことに、生息地周辺は蛇紋岩からなる地質のため植林に不向きなことと、アクセスが大変なため乱獲や(ゴルフ場等の)土地開発を免れたことなどが理由なのだそうです。いろいろな奇跡が重なったことで、2021年現在でもギフチョウが生息していて、幸運にも、最初の訪問で、はじめて出会うことができ、本当にラッキーだったなあと感じています。

ギフチョウ(岐阜蝶・ Luehdorfia japonica)@枯山
ギフチョウ(岐阜蝶・ Luehdorfia japonica)@枯山
ギフチョウ(岐阜蝶・ Luehdorfia japonica)@枯山
ギフチョウ(岐阜蝶・ Luehdorfia japonica)@枯山
アブラチャン(油瀝青、Lindera praecox)@枯山
クロモジ黒文字Lindera umbellata)@枯山
コウヤボウキ(高野箒、Pertya scandens )@枯山
コブシ(辛夷、拳、Magnolia kobus)@渋川
タチツボスミレ(立坪菫、Viola grypoceras)@枯山
シキミ(樒、櫁、梻、Illicium anisatum L.)@枯山
蛇紋岩(じゃもんがん、serpentinite)@枯山

3月下旬ですが、冬鳥はまだ、多少残っているようです。以下、鳥です

ヨシガモ(葦鴨、Anas falcata)@森林公園
オナガガモ(尾長鴨、Anas acuta)@大池。ほとんどのオナガガモは北国に旅立ちましたが、数羽残っていました。
コガモ(小鴨、 Anas crecca)@大池
オナガガモ(左端)、ケリ3羽、アオアシシギ@大池
オオバン(大鷭、Fulica atra)@大池
ジョウビタキ(尉鶲、常鶲、Phoenicurus auroreus)@大池
アオアシシギ(青足鷸、Tringa nebularia)@大池
セイタカシギ(背高鷸、Himantopus himantopus)@大池
クロツラヘラサギ(黒面箆鷺、Platalea minor)@掛川花鳥園
(雉子、雉, Phasianus versicolor)@豊橋公園
キジ(雉子、雉, Phasianus versicolor)@豊橋公園
キジ(雉子、雉, Phasianus versicolor)メス@豊橋公園
キジ(雉子、雉, Phasianus versicolor)オス@豊橋公園
キンケイ(錦鶏、Chrysolophus pictus)@掛川花鳥園
キンケイ(錦鶏、Chrysolophus pictus)@掛川花鳥園

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