今年の5月は、まぶしい新緑のゴールデンウイークではじまったものの、その後、梅雨の走りのような、どんよりとした日が多く例年に比べ日照時間が少ないように感じます。晴れた日は、日中汗ばむくらいの気温になったりしますが、朝晩の気温が比較的低いので、体感的には爽やかな日々が多いなあと感じています。





















今年の5月は、まぶしい新緑のゴールデンウイークではじまったものの、その後、梅雨の走りのような、どんよりとした日が多く例年に比べ日照時間が少ないように感じます。晴れた日は、日中汗ばむくらいの気温になったりしますが、朝晩の気温が比較的低いので、体感的には爽やかな日々が多いなあと感じています。
東海地方では、先月後半、一気にソメイヨシノが開花して、春めいてきました。4月に入って、いったん少し寒い日があり、その後、一気に暖かくなったりと、気温の上昇・下降を繰り返しながらも、春を感じる日々が増えてきました。浜松の枯山(標高548m)では、今年も、絶滅危惧種のギフチョウが観察できました。磐田の桶ヶ谷沼では、こちらも絶滅危惧種のベッコウトンボを観察できました。春を実感できる生き物たちです。いずれも、地域の住民で、保護活動を続けているおかげだと思います。ありがたいことです。
3月も中旬になり、風はひんやりしていますが、ここ東海地方は、かなり春めいてきたように感じます。春の植物も少しずつ咲きだし、おそらく、あと2週間ちょっとで、ソメイヨシノも開花するのではないでしょうか?
冬鳥たちには、「ありがとう」「また来てね」と心で唱えながら、撮影を続けています。今期は、冬鳥の中でも特に、コハクチョウが太平洋岸の湖沼に11月ごろからずっといてくれて、とても嬉しく、こんなことは初めてだったように思います。
節分、立春にはじまる2月ですが、東海地方で暮らしていると、「気温は真冬、でも晴れた日の日差しは春」、というのが2月の個人的なイメージです。冬鳥の一部は、すでに北帰行を開始していて、ちょっと寂しい気もします。一方で、来月には、ツバメなど夏鳥の一部が、少しずつ戻ってくるのも楽しみです。
数年ぶりで冬らしい正月を迎えました。
まだ、国際会議、国内会議など、学会がオンラインで開催されることが多い点は、昨年と変わりませんが、少しずつ、好転していけばなあ、と思っています。
7~8月が真夏なら、日本をはじめ、北半球の多くの国では、1~2月が真冬です。真冬だからこそ、できることを今のうちにしておこうと思います。
趣味の自然観察において、1~2月は冬鳥が観察できるピークになります。カモ類のほとんどは冬鳥で、近所の池や川、海などに鳥がもっとも沢山観察できるのは、真冬です。また、草原、林、森、山にも、真冬に出現が集中する冬鳥(ツグミ、オオマシコ、ミヤマホオジロ、ルリビタキ(ルリビタキは夏も富士山等で観られるので漂鳥と定義されたりします)など)がやってきています。本当は、年中観察できるとありがたいと思いますが、鳥さんにも、いろいろな都合があるのでしょう。
気づいたら2021年も師走です。日ごとに寒くなってきましたが、晴れた日は空気が澄んでいて、遠くの景色がよく見えます。「冬はつとめて」を実感しています。
蒸し暑かった夏も終わり、秋分の日を過ぎて日が短くなってきました。緊急事態宣言が解除され、少しずつ以前の日常に戻ろうとしています。マスクをして自然観察続けています。
天候の急変が多い夏です。自然観察、安全に続けています。
東三河
急に雨が降ってきたり、猛烈に暑くなったり、気まぐれな天気が続いています。静かに自然観察を続けていますが、うれしいニュースがあります。豊橋市にあり、普段よく行っている、葦毛湿原(いもうしつげん)が国指定天然記念物になることが決まりました。