技科大にきて、次の4月で20年目のシーズンになります。というこで、いろいろな思い出写真をまとめて紹介します。
日本の風景など
技科大にきて、次の4月で20年目のシーズンになります。というこで、いろいろな思い出写真をまとめて紹介します。
日本の風景など
秋らしい日もあれば、肌寒かったり、暖かかったり、今年の10月は気候変動が大きいようです。
アサギマダラは、蝶にしては、珍しい、「旅する蝶」です。ここ東海地方では、10月に最もよく観察できます。
一方、9月10月は旅鳥に出会える季節です。ヒタキ類の一部(例 エゾビタキ)やシギ・チドリの仲間のほとんどは、繁殖地(北極海沿岸、シベリア、アラスカなど)と越冬地(東南アジア、オーストラリア、アフリカなど)の中継地として、日本に、ちょっとだけ立ち寄ります。このような野鳥は旅鳥と呼ばれます。春の渡り(4月5月)でも見られることがありますが、秋の渡りのほうが数が多い種類の野鳥が結構います。エゾビタキ、オグロシギなどは、この代表例かと思います。なお、日本で繁殖する夏鳥(代表例 ツバメ)も、ほとんど9月10月に南の越冬地に帰っていきます。
小さい野鳥が、世代を変えながらも、毎年地球上を何百キロ、何千キロも飛翔し、繁殖地と越冬地を、途中、中継地を経て往来しているという事実は、奇跡としか思えません。
9月中旬になって、少しだけ秋めいてきたように思います。
8月は休暇奨励月間なので、適当に休暇をとって高山に登ってます。
梅雨明けが異様に早かった一方で、7月になり、戻り梅雨現象が各地で起こっているようです。夏の生物に関しても、多くの生物の成長・出現は例年になく早まったり遅れたりと、平年とはかなり違っています。たとえば、本来なら7月上旬ごろから見られる、豊橋市内の葦毛湿原のミミカキグサやサワシロギクは、ほとんど観察できていません。
野鳥の世界でも、小さな異変が起こっているようです。留鳥はいうまでもなく、渡り鳥たち(夏鳥)には、梅雨明けが早すぎて、6月中旬から暑すぎたせいか、過酷な繁殖環境でやりくりしてているようです。水飲み場には、晴天・曇天・雨天にかかわらず、いろいろな鳥たちがやってきます。そんな野鳥を含め、観察できた野鳥を中心に紹介します。
今年の5月は、まぶしい新緑のゴールデンウイークではじまったものの、その後、梅雨の走りのような、どんよりとした日が多く例年に比べ日照時間が少ないように感じます。晴れた日は、日中汗ばむくらいの気温になったりしますが、朝晩の気温が比較的低いので、体感的には爽やかな日々が多いなあと感じています。
東海地方では、先月後半、一気にソメイヨシノが開花して、春めいてきました。4月に入って、いったん少し寒い日があり、その後、一気に暖かくなったりと、気温の上昇・下降を繰り返しながらも、春を感じる日々が増えてきました。浜松の枯山(標高548m)では、今年も、絶滅危惧種のギフチョウが観察できました。磐田の桶ヶ谷沼では、こちらも絶滅危惧種のベッコウトンボを観察できました。春を実感できる生き物たちです。いずれも、地域の住民で、保護活動を続けているおかげだと思います。ありがたいことです。
3月も中旬になり、風はひんやりしていますが、ここ東海地方は、かなり春めいてきたように感じます。春の植物も少しずつ咲きだし、おそらく、あと2週間ちょっとで、ソメイヨシノも開花するのではないでしょうか?
冬鳥たちには、「ありがとう」「また来てね」と心で唱えながら、撮影を続けています。今期は、冬鳥の中でも特に、コハクチョウが太平洋岸の湖沼に11月ごろからずっといてくれて、とても嬉しく、こんなことは初めてだったように思います。