日別アーカイブ: 2024年5月19日

2024春~初夏の風景

また春がきて、光がキラキラする季節になりました。今年は遅れていた桜も4月上旬に満開を迎え、5月中旬の現在は、葉桜に変わっています。
夏鳥のツバメやオオルリ、キビタキがさえずり、野山も海辺も、初夏の香りに満ち溢れています。東三河を中心に、春から初夏の風景を撮影してきました。

植物編

ハルリンドウ(春竜胆 Gentiana thunbergii)@葦毛湿原
キリシマツツジ (霧島躑躅、Rhododendron obtusum)@のんほいパーク
トキソウ(朱鷺草、鴇草、Pogonia japonica )@葦毛湿原、愛知県では絶滅危惧IB類
ホソバシャクナゲ(細葉石楠花、Rhododendron makinoi )@愛知県民の森、愛知県天然記念物
キリ(桐、Paulownia tomentosa)@吉祥山、かつて、日本中あちこちで桐を見かけましたが、最近はめったに見られない気がします。桐の紋章は歴史的に豊臣家の家紋としても有名で、花札にもありますが、我々には、パスポートの写真欄の右上にある桐のマークで有名ですね。
シャクヤク(芍薬、 Paeonia lactiflora)@のんほいパーク
シャクヤク(芍薬、 Paeonia lactiflora)@のんほいパーク
ナツハゼ(夏櫨、 Vaccinium oldhamii)@葦毛湿原、赤いスズラン形状の花がかわいいです

野鳥・鳥類編

キビタキ(黄鶲、Ficedula narcissina)@横浜市、市民の森。夏鳥で山野で繁殖する代表例
キジ(雉子、雉, Phasianus versicolor)@豊橋市 豊川河川敷
カモメ(鴎、Larus canus)@三河湾沿岸。ウミネコ(夏が主)、セグロカモメ(冬が主)、ユリカモメ(真冬が主)と違って、カモメは、当地方では、主として春先だけ観察できます。
コマドリ(駒鳥Luscinia akahige)@のんほいパーク
ツバメ(燕、玄鳥、乙鳥、Hirundo rustica)@豊橋市内。夏鳥といえば。
ヒバリ(雲雀、鸙、告天子、Alauda arvensis)@東三河、大学の住所が「雲雀ケ丘(ひばりがおか)」なので、昔はもっといたのでしょうね。東三河で出会う機会は少ないですが、それでも春先の繁殖期にもっとも出会える気がします。
キビタキ(黄鶲、Ficedula narcissina)@森林公園。夏鳥。葉が生い茂った暗い森に多いので、見つけるのは大変です。春先は、オスがさえずっているので、声と「黄色」を頼りに必死で探します。見つけると、とてもテンションの上がる小鳥の一種ですね。
キビタキ(黄鶲、Ficedula narcissina)@横浜市、市民の森。夏鳥
ホトトギス(メス)(鵑、Cuculus poliocephalus)@葦毛湿原。夏鳥
キジ(雉子、雉, Phasianus versicolor)@豊橋市内
イソヒヨドリ(オス)(磯鵯, Monticola solitarius)@三河湾沿岸
イソヒヨドリ(メス)(磯鵯, Monticola solitarius)@三河湾沿岸
エナガ(柄長、Aegithalos caudatus)@横浜市、市民の森
オオルリ(大瑠璃、Cyanoptila cyanomelana)@愛知県民の森。夏鳥
オオルリ(大瑠璃、Cyanoptila cyanomelana)@愛知県民の森。夏鳥
コアジサシ(小鯵刺、Sterna albifrons)@東三河。夏鳥。「求愛給餌」の瞬間です。ツバメは雨のこない軒先などに巣を作りますが、コアジサシは主に餌となる小魚が採取できる河川・海岸などの砂浜や砂利場に卵を産むので、子孫づくりは、ツバメより圧倒的に大変だと思います。カラスや人や風雨(環境変化)など、様々なものと戦ってるので、本当に、頭が下がります。少なくとも砂浜の環境保全の協力をしていきたいと思います。
コアジサシ(小鯵刺、Sterna albifrons)@東三河。夏鳥
ケリ(鳧、計里、水札、Vanellus cinereus)@東三河。ケリが田んぼにいる姿は地味ですが、飛翔時には白い翼が見えるので、いつか写真に撮りたいなあ、と思っていました。
カモメ(鴎、Larus canus)@三河湾沿岸。足が黄色で、嘴の先がウミネコのように黒くなっていません。同じカモメ属のウミネコ(主として夏)、セグロカモメ(主として冬)、ユリカモメ(真冬~春先)は季節は違いますが、よく出会うことができます。しかし、本種は意外と出会う機会が少なく、東三河では春先のみ見かけます。
セグロカモメ(背黒鴎, Larus argentatus)@三河湾沿岸。足がピンクです。
ユリカモメ(百合鴎、Chroicocephalus ridibundus)@三河湾沿岸。足が赤色です。夏は頭が真黒になります、目下、少し、黒くなりかけています。
アカエリカイツブリ(赤襟鳰、Podiceps grisegena)@三河湾沿岸。カモメ同様、春先だけ見られます
ホシハジロ(メス)(星羽白、Aythya ferina)@三河湾沿岸。春先まで残っていた冬鳥です。
スズガモ鈴鴨、Aythya marila L.)@三河湾沿岸。こちらも春先まで残っていた冬鳥です。左がメス、右がオス。
キンクロハジロ(金黒羽白、Aythya fuligula)@三河湾沿岸。こちらも春先まで残っていた冬鳥です。左がメス、右がオス。スズガモに似ていますが、よ~く見ると、かなり違います。

昆虫編

ニホンカワトンボ(Mnais costalis)@横浜市、市民の森
アサヒナカワトンボ(Mnais pruinosa )@葦毛湿原
ムカシヤンマ(昔蜻蜒、Tanypteryx pryeri)@葦毛湿原。葦毛湿原以外では、見たことがありません。初夏によく見られます。
ハッチョウトンボ(オス)(八丁蜻蛉、Nannophya pygmaea)@田原市。日本最小のトンボ。大きさは1円玉くらい。保護された一部の湿原だけで観測されます。豊橋で最も有名な葦毛湿原では見たことがありません。日本中、湿原の縮小とともに、どんどん減少しているとのうわさがあります。
ハッチョウトンボ(メス)(八丁蜻蛉、Nannophya pygmaea)@田原市