いつもの森に1ヶ月ぶりに行きました。うっそうとしていた景色が、変わっていました。どうやら、入り口付近と森の中央付近にあったはずの、ミズキ、コナラ、クヌギ、ヒノキなど、幾つかの樹木が伐採されて山積みになり、その周辺だけ明るい森に変身していました。一瞬、寂しい気持ちになりましたが、自分は森の管理人でもないし、いつかはこういう日が来るのだろうなあと、それとなく思っていたので、しばらくして我に返りました。
写真を撮るのをあきらめかけて森の入り口付近に戻ってきたとき、やっと小鳥の声が聞こえてきました。モズがいました。意外と大きい! とっさに、なんとか写真を撮ることができました。しばらく余韻に浸っていると違う鳴き声の一群がいて、そっと近づくと、シジュウカラたちでした。すごいスピードで飛び回っていました。こちらもレンズの向きと焦点距離をスピードに合わせて調節しながらなんとか撮影できました。コンデジがスマホにまだ勝っていると感じられる瞬間がなんともいえないです。やがて見慣れたルリビタキもやってきました。夏は高山にいってしまうルリビタキ、今年も寒さが続いている間は、しばらくこの森にいてくれそうです。
小鳥たちは、樹木の伐採をどう受け取っているのでしょうか?すみかが減っていることは間違いないと思います。ちょっと会話してみたくなりました。